サンプルを実行しようと思って!pip installで見つからないと思ったら、自作ライブラリを追加しないといけなかったってこともあるかと思います。 Google Colabで自作のライブラリをインポートする方法です。
手順
ライブラリをColabにアップロードする
- 自作のライブラリを含むPythonファイル(拡張子が
.py
)またはパッケージ(ディレクトリ)を作成します。 - ライブラリファイルまたはパッケージをローカルマシンからGoogle Colabにアップロードします。これには、Colabのファイルタブを使用するか、Google Driveをマウントしてファイルをアップロードする方法があります。 ドライブに接続して、Colabにコピーするっていう手もあります。
- 自作のライブラリを含むPythonファイル(拡張子が
アップロードしたライブラリをColabでインポートする
Colabのセルで、以下のコードを使用してライブラリをインポートします。
# カスタムライブラリをインポート import sys sys.path.append('/path/to/library') # ライブラリのパスを追加 import your_custom_library # ライブラリをインポート
'path/to/library'
の部分を、アップロードしたライブラリのパスに置き換えます。パスはファイルの場合はファイルのパス、パッケージの場合はパッケージのディレクトリパスを指定します。
ライブラリを使用する
- インポートしたライブラリの関数やクラスを通常の方法で使用できます。ただし、ライブラリの依存関係がある場合は、依存関係もColabにインストールする必要があります。