今回は画像生成のAI技術であるDALL-E 3について、その使用方法や規約に焦点を当ててご紹介します。
DALL-E 3の利用方法
DALL-E 3は皆さんが普段使っているChatGPTにプロンプトを入力して使うことができます。 ChatGPT PlusではプラグインでDALL-Eを追加することができます。
生成例
マルチモーダルAIをイメージした画像のプロンプトを作成します。この画像は、テキスト、画像、音声などの異なる入力モードを統合して情報を処理するAIの概念を表現します。画像の中央には、複数のセンサーとインターフェースを備えた未来的なAIユニットを配置し、その周囲にはテキスト、画像、音声波形を表すシンボルを浮遊させます。全体の色合いは青と銀色を基調とし、高度なテクノロジーと知性を象徴するようなデザインにします。サイズは標準の1024x1024で、2つの画像を生成します。
出力結果
利用規約
Open AIのサイトを見るとDALL-Eのコンテンツポリシー、利用規約はこのように書かれています。
コンテンツポリシーおよび利用規約に従う限り、DALL-Eで作成した画像の所有権はあなたにあります。これには、無料または有料のクレジットを通じて生成された画像に関係なく、再印刷、販売、商品化の権利も含まれます。 https://help.openai.com/en/collections/3643409-dall-e-content-policy
まずはじめに、DALL-Eで生成された作品についてですが、幸いなことにこれらの作品は自由に使用できます。ただし、作品を生成する際には著作権などの法的な側面を忘れずに考慮する必要があります。これは、元となる素材が著作権に抵触する可能性があるためです。
DALL-E 3の利用
ChatGPTやMicrosoftのBing Image Creatorというプラットフォームで利用可能です。これらのサービスを使って、独自の画像を作成することができます。
ChatGPT
具体的な使用可能なサービスについて見ていきましょう。まず、ChatGPTでは、月額20ドルの「ChatGPT Plus」プランと、企業向けの「Enterprise」プランでDALL-E 3を使用できます。これらのプランは、個人ユーザーからビジネスユーザーまで幅広く対応しているのが特徴です。
Microsoft Bing Image Creator
一方で、Microsoft Bing Image Creatorの場合は、個人の非商業目的でのみ使用可能です。つまり、商用利用はできないという点に注意が必要です。しかし、Microsoftアカウントがあれば、DALL-E 3を無料で利用できるという大きなメリットもあります。
DALL-E 3は柔軟な利用が可能で、クリエイティブな活動を支援してくれます。あなたもこの機会に、DALL-E 3を使って、あなただけのユニークな作品を作ってみてはいかがでしょうか。
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