Pythonの例外処理 - ITエンジニアノイのブログ

こんにちは！ノイです。機械学習をやっているとpythonでコードを書くことも多いですよね。

例外処理

例外処理を使用することで、プログラムの実行中にエラーが発生した場合に、プログラムを停止する代わりに、エラーを処理できます。つまりプログラムが継続して実行されるため、エラーに対処するために必要な修正を行うことができます。

Pythonでは、例外処理を実行するために、try-except文を使用します。

例外処理の基本的な構文

try:
    # プログラムの実行コード
except ExceptionType:
    # 例外が発生した場合の処理

この構文では、tryブロックの中でプログラムを実行し、エラーが発生する可能性があるコードを書きます。もしエラーが発生した場合、exceptブロックで例外を処理することができます。ExceptionTypeは、処理したい例外の種類を指定することができます。例外が発生しなかった場合、exceptブロックは実行されません。

例外処理を使用したプログラムの例

ユーザーが数値を入力することを求め、その数値を2で割った結果を表示します。もし、ユーザーが数値以外の値を入力した場合、例外処理が実行され、エラーメッセージが表示されます。0で除算することはできないため、例外処理を発生させるっていうことですね。

try:
    num = int(input("数値を入力してください："))
    result = num / 2
    print("2で割った結果は、", result, "です。")
except ValueError:
    print("数値を入力してください。")
except ZeroDivisionError:
    print("0で割ることはできません。")

このプログラムでは、ユーザーが数値以外の値を入力した場合にValueErrorが発生し、0で割った場合にはZeroDivisionErrorが発生します。それぞれの例外に対応するexceptブロックが定義されており、適切なエラーメッセージが表示されます。