ITエンジニア ノイのブログ

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AWS(Amazon Web Services)の利用料金

こんにちは!ノイです!

開発をする際にAWSAmazon Web Services)を使っていますか? ノイはサービスと止め忘れて、課金され続けてしまうという失敗談がありましたので記事にしました・・・ じわじわと毎日課金されていました・・・

AWSのコスト管理

AWSの料金

AWSの料金は、利用するサービスや機能、利用量、リージョン(地域)などによって異なり、以下の要素で構成されます。

  • サービスの種類:AWSは多数のサービスを提供しています。それぞれのサービスの利用料金は異なります。

  • 利用量:AWSは、利用したリソースの量に応じて課金されます。例えば、EC2インスタンスの実行時間、S3バケットに保存したデータの量、データ転送の量などが該当します。

  • リージョン:AWSは世界各地に複数のリージョンを持っています。リージョンによって、利用料金が異なることがあります。

  • オプション:AWSには、オプションとしてセキュリティグループ、Elastic IP、スポットインスタンス、Reserved Instances、Lambda関数、データベースインスタンスなどがあります。これらのオプションを利用する場合、追加の料金がかかることがあります。

AWSの利用料金は、利用したリソースの量に応じて課金される従量課金制となっています。また、AWSには無料利用枠もありますが、それぞれのサービスや機能によって異なります。

S3(Amazon Simple Storage Service)

S3の概要

AWSが提供するクラウドストレージサービスであり、データの保存、バックアップ、アーカイブなどに使用されます。

S3は、オブジェクトストレージの形式でデータを保存します。オブジェクトストレージは、ファイルをまるごと1つのオブジェクトとして扱い、そのオブジェクトに一意のIDを割り当てて保存する方式です。S3では、オブジェクトに加え、バケットと呼ばれるディレクトリのようなものを作成し、そこにオブジェクトを保存することができます。

S3の主な特徴は、以下の通りです。

  • スケーラビリティ:S3は、必要に応じて自動的に拡張するため、大量のデータを扱うことができます。
  • 耐久性:S3は、複数のアベイラビリティーゾーンにデータを保存することができ、冗長化を行うため、高い耐久性を持っています。
  • セキュリティ:S3は、データを暗号化して保存することができます。また、アクセス制御を設定することで、データのセキュリティを確保することができます。
  • 低コスト:S3は、従量課金制であり、必要な分だけ課金されるため、低コストで利用することができます。

S3は、さまざまな用途に利用されます。例えば、ウェブサイトやモバイルアプリの静的ファイルのホスティング、バックアップやアーカイブビッグデータ分析などが挙げられます。

S3の料金

S3の料金は、利用するサービスや機能、利用量、リージョンなどによって異なります。以下に、S3の主要な料金要素を説明します。

  • ストレージ料金:S3にデータを保存する場合、データのサイズに応じてストレージ料金が発生します。S3には、標準ストレージ、インフレーションストレージ、インテリジェントティアリングなどのストレージクラスがあり、それぞれ料金が異なります。

  • リクエスト料金:S3にアクセスする際に、リクエストごとに料金が発生します。例えば、PUTリクエスト、GETリクエスト、COPYリクエストなどがあります。

  • データ転送料金:S3からデータをダウンロードする際に、データ転送料金が発生します。また、S3内でのデータ転送も料金が発生します。

  • 転送アクセラレーション:S3の転送アクセラレーションを使用する場合、追加料金が発生します。

インベントリー:S3のインベントリー機能を使用する場合、追加料金が発生します。

S3の利用料金は、利用したリソースの量に応じて課金される従量課金制となっています。また、AWSには無料利用枠もありますが、それぞれのサービスや機能によって異なります。

AWS personalize

概要

AWS Personalizeは、機械学習を活用して、個人化されたレコメンドエンジンを作成するためのマネージドサービスです。ユーザーが行動したデータ(購買履歴、閲覧履歴、評価など)から学習し、顧客に最適な製品、コンテンツ、またはアクションを提案することができます。

AWS Personalizeは、3つの主要な機能で構成されています。

  • データセットの作成と準備:Personalizeは、Amazon S3に保存されたユーザー行動データを取り込んで、ユーザー、アイテム、イベントなどの概念を理解し、学習可能な形式に変換することができます。

  • レコメンデーションモデルのトレーニング:Personalizeは、強力な機械学習アルゴリズムを使用して、ユーザー行動データから予測モデルをトレーニングし、製品、コンテンツ、またはアクションの推奨度を計算することができます。

  • レコメンデーションの提供:Personalizeは、REST APIを介して推奨結果を提供することができます。これにより、アプリケーション、Webサイト、またはマーケティングキャンペーンに簡単に統合できます。

料金

Amazon Personalize では、実際に使用した分に対してのみ料金が発生して、最低料金や前払いの義務はありません。 * データセットのストレージ:Personalizeは、データセットのサイズに応じてストレージ料金を課金します。

  • モデルトレーニング時間:Personalizeは、モデルをトレーニングするためのリソースを提供するため、トレーニング時間に対して課金します。

  • リアルタイム推論のリクエスト:Personalizeは、推奨結果を提供するためのAPIを提供するため、リクエスト数に応じて課金します。

AWS Personalizeの料金は、使用したリソースやサービスに応じて従量課金されるため、料金は使用量に応じて変動します。ただし、AWS Personalizeには、無料利用枠があります。無料利用枠は、1ヶ月あたり20,000リクエスト、1GBのデータセットストレージ、トレーニング時間5時間までです。

カスタムレコメンデーションを構築する場合

料金は以下の要素に基づいて計算されます。

  • データセットのストレージ:AWS S3に保存されたデータセットのストレージ料金がかかります。ストレージ料金はS3の料金に準じます。

  • データセットの前処理:データセットを前処理するために使用したAmazon EC2リソースの料金がかかります。EC2の料金は、使用したインスタンスタイプと時間に応じて異なります。

  • モデルトレーニング時間:モデルをトレーニングするために使用したAmazon EC2リソースの料金がかかります。また、トレーニングしたモデルを保存するために使用したAmazon S3のストレージ料金もかかります。

  • リアルタイム推論のリクエスト:Personalizeが提供するAPIを使用して、推奨結果をリアルタイムに取得する場合、リクエスト数に応じた課金が発生します。

最後に

料金については必ず公式のサイト合わせてご確認ください。
Amazon S3 の料金
Amazon Personalize の料金